PR

未分類

【プリンタ印刷単価は76円】コンビニ印刷で賢く節約しよう

2019-04-15

忘れたころに出番がやってくるプリンタですが、1枚当たり何円かかっているか考えてみたことはありますか。

大半の方は使用頻度が低く、コンビニのプリントサービスを利用した方が圧倒的にお得です。

本記事ではコンビニのプリントサービス利用、自宅でプリンタ購入、それぞれのケースで使用条件ごとに印刷単価を計算し、コストパフォーマンスを検証してみます。

1. プリンタは買わない方が良い3つの理由

実はほとんどの人にとって、自宅用にプリンタを購入するのはお勧めしません。コスパが悪すぎます。理由は3つあります。

・プリンタそのものが壊れやすい(⇒本体の買い替え頻度が高くなる)
・インクの消耗が激しい
・起動に時間がかかる

どれくらいの頻度で印刷するかにもよりますが、多くの人は月に1回以下なのではないでしょうか。それもほとんどは年賀状の印刷だったりしませんか?

1-1.【理由①】プリンタそのものが壊れやすい

プリンタ本体は週1回程度使うことを想定して作られているようです。月1回以下しか使わない場合、インクが噴射されている印刷ヘッドと呼ばれる部分が詰まりやすくなります。調子が悪くなって数年に1回買い替える人も多いのではないでしょうか。

1-2.【理由②】インクの消耗が激しい

このため最近のプリンタは印刷ヘッドクリーニング機能が装備されていますが、クリーニング時にインクを大量に消費するためすぐにインクがなくなってしまいます。それでも使用頻度が低いと故障しやすくなってしまいます。

また安価な代替インクを使うことも考えられますが、ヘッドが詰まりやすくなって長い目で見ればかえってお金がかかってしまいます。

1-3.【理由③】起動に時間がかかる

プリンタが印字し始めるまで結構時間かかりませんか?我が家の前のプリンタ(2012年製、結婚前に妻が持っていたもの)は繋いで印字が始まるまで5分くらいかかっていました。結構イライラします。

しかもその間一生懸命印刷ヘッドをクリーニングしているせいで、めったに使わないのにインクがすぐになくなってしまいます。

2. 自宅プリンタの1枚当たり印刷単価

実際に家庭用プリンタを購入した場合の1枚当たりの印刷コストを比較してみました。条件によっても異なりますが、1枚当たり10.3円~76.5円と幅があります。使い方によって大きく変わるということですね。

2-0. 印刷コストは本体代とインク代

印刷コストといえばインク代ですが、本当の印刷コストはインク代だけでは足りません。

2-0-1. インク代:変動費

インク代は印刷枚数に応じてかかりますね。使った量に応じてかかる費用は、会計的には「変動費」と言います。確かに考えるべき重要なコストではあります。

2-0-2. プリンタ本体代:減価償却費

もう一つ忘れてはいけないのはプリンタ本体代ですね。プリンタ本体が何年使えるか、1年あたり何枚印刷するか前提を置いて、1枚当たりに何円のプリンタ代がかかるか考えます。これを減価償却法といいます。ちなみに会計的には法律で何が何年くらい使えるか定められています。

たくさん印刷すれば1枚当たりのプリンタ本体代(=プリンタ本体の減価償却費)は安くなりますが、少ししか印刷しないと高くつきますね。

2-1. 印刷単価の試算根拠

プリンタは価格ドットコムで最人気だったbrother製A4複合機DCP-J577Nをモデルにします。本体購入価格はAmazonで8253円(2019年4月15日現在)です。以降の試算ではこの本体代を減価償却法で

インクはbrother製純正とし、お徳用4パック入りを購入する前提としました。購入価格はAmazonで3499円(2019年4月15日現在)です。

brother公式HPによると、1パックのインクカートリッジで連続印刷、印刷密度5%として、A4サイズ500枚とのことです。つまりメーカー側で最も理想的な状態という事になります。連続印刷というところもポイントですね。

2-2.【前提①】理想状態では10.3円/枚

まずはメーカー見解を素直に受け止めて1枚当たりのコストを比較してみます。1カートリッジで500枚なので、インク代のみであれば単純計算して7.0円/枚です。
毎年500枚印刷し、法定耐用年数の5年間本体を使うとすると、本体代金込で10.3円/枚です。これなら家でプリンタを買った方がオトクです。しかし落とし穴があります。

2-3. 【前提②】間欠使用では51.5円/枚

では僕の実感をもとに補正してみます。過去にプリンターを使っていて、500枚も印刷できた試しがありません。最近のプリンタは性能が上がっていて昔ほどではないかもしれませんが、使用頻度が低く、かつ1回に1-2枚しか印刷しない様な使い方だと100枚以下ではないでしょうか。

ここでは1カートリッジで100枚使えるとして考えてみます。インク代のみだと理想状態の5倍、35円/枚ですね。理想状態と同じように毎年100枚、本体を5年使うとすると、本体代込みで51.5円/枚です。思ったより高くなってきました。

2-4. 【前提③】間欠使用で使用頻度が低いと76.3円/枚

めったに使わないケースも想定してみます。僕の場合、プライベートでは年賀状を含めて1年間でA4用紙を40枚くらいしか印刷していません。上記と同様に本体を5年間使うとすると、本体代込みで76.3円/枚となりました。ほとんどのご家庭ではこのパターンくらいの使い方ではないでしょうか。

コンビニのカラーコピーが60円程度であることを考えると、プリンタやインクを都度購入するよりもコンビニの方が安い気がしてきませんか?

3. コンビニでの印刷サービスの方が安いかも?

3-1. 1枚当たり60円

コンビニでのはがきサイズのカラー印刷は1枚60円です。

最近は年賀状を送る人も少なくなってきているので、20-30枚くらいしか印刷しないという人も多いでしょう。年間40枚印刷して、5年に1回プリンタを買い替える場合の1枚当たり費用は76.3円/枚でしたね。

少量ならコンビニの方がお手軽で安く済みます。僕は2019年の年賀状はセブンイレブンのマルチコピーで印刷しました。20枚だったので印刷費用は1200円でした。

3-2.【方式①】ネットでファイル登録してコンビニで印刷

コンビニでの印刷サービスは大きく分けて2つ。一つは事前にネットで登録したファイルを印刷する方法。

①はパソコンからの印刷が手軽にできますが、慣れないうちはちょっと登録作業が面倒かもしれません。出先で急に印刷しないといけなくなった時にもすぐに対応できるのは大きなメリットですね。

コピー機での操作は文書登録番号を入力するだけなので、機械操作が苦手な方でもコンビニでの操作は楽ちんです。

僕は就活の時に持参物の印刷版を汚してしまい、急遽ネットカフェで文書を登録して印刷し直したことがあります。


ネットプリント
(リンク先は公式HP):セブンイレブン

ネットワークプリント(リンク先は公式HP):ファミリーマート、ローソン

印刷料金は通常のコピー料金プラス10円です。お札には対応していないので、枚数が多い時はレジで「コピー機を使いたいので両替お願いします」と言えば両替してもらえます。

普通紙:白黒 ¥20/枚~、カラー ¥60/枚~
写真紙:¥30/枚
はがき:白黒 ¥20/枚、カラー ¥60/枚

3-3.【方式②】USBやスマホアプリで直接印刷

データを持っていき、その場で通信させて印刷する方法です。お薦めはこちらです。方式①では予めパソコンからファイルを登録しておかなくてはなりませんが、このやり方だとデータをその場で印刷できます。誰かにファイルをメールで送ってもらって、そのまま印刷することもできます。

セブン‐イレブン マルチコピー(リンク先は公式HP)
マルチコピー(リンク先は公式HP):ファミリーマート、ローソン

操作は上記リンクに丁寧に書いてあるので詳細は割愛します。専用アプリをダウンロードしてスマホに入った印刷データをWIFI通信でプリンタに送信して印刷します。操作は初めてやる人でも簡単にわかるような説明があります。こちらのサービスで印刷にかかる代金は通常のコピー料金と同じです。

3-4. 実は持ち込み用紙でも印刷できる(年賀状もOK)

普通のコピー用紙はいいけど、年賀はがきくらいしか印刷しないのでウチはプリンタ買わないといけない、と思ったあなた。実は余り知られていませんが、コンビニ印刷は持ち込み用紙でも印刷が出来ます。印刷の時に持ち込み用紙を使うかどうか選ぶ画面があるので、案内に従って簡単に印刷できてしまいます。

4. 年賀状だけなら印刷サービスもお手軽

印刷だけなら業者に頼むという手もありますね。デザインや枚数などにもよりますが、40枚で2800円~(印刷料金のみ、はがき代は別途)となっており、単純計算だと70円/枚です。

家庭用プリンタでインク切れの恐怖と闘うくらいなら、プロに依頼するというのも有力な選択肢ですね。

5. 印刷サービスは上手に活用して賢く節約しよう

一家に1台はプリンタがあって、当たり前のように使ってきているかもしれません。たまにしか使わないのに意外とお金かかるよね、って思った人もいらっしゃると思います。プリンタやインク買い替えのタイミングで一度考えてみても良いと思います。

世の中にはどんどん良いサービスが出てきています。コンビニのプリントサービスは実は7-8年前からありますが、2019年現在でも意外と使っている人を見かけない気がします。条件が当てはまればお手軽で便利な方法ですね。

自分でできることを実践するのは大きな節約に繋がります。一手間かかりますが、素人でも簡単にできるので大きく節約することができます。

固定費である電気代削減は電力自由化で簡単に出来るようになりました。日々の節電も大事かもしれませんが、ストレスフリーで同じくらいの効果が出ます。

話題になったキャッシュレス決済システムpaypayの20%還元キャンペーンです。予定より3か月半前倒しで100億円の予算額に到達し終了してしまいましたが、第2弾を2019年2月~5月に実施しています。リテラシーの高い人だけが旨いところを総取りしてしまうのが現代です。乗り遅れている人はこれを機会に試してみましょう。キャッシュレス決済についても勉強するきっかけになりますよ。

  • この記事を書いた人

素材さん

東大卒を活かせてない経歴の社畜。工場勤務のヒントを綴ります。転職、結婚、資産形成、資格取得、仕事感。共通点ある方のヒントになれば幸いです。 転職1回目で僻地突入、転職2回目で僻地脱出。/30代前半/東大卒(学部・院)→中小→大手JTC→超大手JTC/素材開発エンジニア/既婚/3人兄弟の真ん中

-未分類
-